消防官への女性の進出

今回のテーマは、消防官への女性の進出、についてであります。
皆さんも町で見かけた方もいるのではないでしょうか。
男性消防官とともにデパートの査察をしている女性消防官。
救急隊として活躍している女性消防官たちです。

そもそも、女性消防官は昭和50年代の初期に大都市から誕生いたしました。
当時は「婦人消防官」と呼ばれていました、現在は「女性消防官」とよびます。
婦人という言葉は、結婚している女性のことを指す言葉で適当ですないということで「男女機会均等法」の制定を契機として「女性消防官」と改められました。

誕生時の女性消防官は、ワインレッドの制服に、ミニスカートと、当時のキャビンアテンダーを意識したような目立つ制服でしたね。
森英恵さんがデザインしたそうですよ。

誕生当初の女性消防官の位置づけは、消防署のマスコット的な色彩が強く、さまざまな消防署の行事のキャクペーンガール的な仕事、幼稚園などに出向いての子供たちへの防火指導、一人暮らしのお年寄りの訪問といった仕事でした。

しかし、「男女機会均等法」の制定等の社会的な流れの中、女性消防官は、その仕事のテリトリーを次第に広めていきました。
以前は女性の深夜勤務は、看護士さんとか、限定的な仕事のみ、労働関係法で定められていましたが、現在ではほとんどの職種に女性が進出できる環境ですね。
女性のバスの運転手さん、電車の運転手さんなど珍しくはないですよね。

そのような社会の趨勢の中、女性消防官も119番通報の受信を深夜帯にも勤務できるようになりました。
その後の女性消防官の進出には時間はかかりませんでしたね。
女性の救急隊員、女性の消防ポンプ車の運転手、なかには、女性で大きな、はしご自動車を運転かる方もいるようですよ。
ここ、最近になりまして、女性のポンプ隊員も出てきております。

外国の例ですが、ニューヨークの消防隊は以前より、女性の消防隊員が消火活動をおこなっていたようですね。
また、119番通報を受ける指令センターは、ヨーロッパでは半分以上女性だったと聞いております。
まあ、当然の流れといえるでしょうね。

日本において、女性消防官が誕生したときに、笑い話のような話があります。
担当者としては頭を痛めたかもしれません。
元々男性社会、女性の更衣室やトイレは消防署には無かったそうです。
東京の例ですが、女性消防官の発足が正式に決まりますと、担当の部署では予算をつけて、各消防署に短期間で、更衣室トイレを設置したようですね。

いずれにいたしましても、女性の消防官への誕生とともに、その担当任務も拡大しているわけでして、単なるマスコット的な存在から、戦力として変わりつつあるようで、頼もしいかぎりですね。
草食系の男子など太刀打ちできないことでしょうね。